株式会社INFORICH

〈導入企業様の声 #009〉

使いやすさ・情報の網羅性・コストで他社比較し導入を決定!
IPO準備の反社チェックをフロー化するためにRISK EYESを導入し、約1年で上場に成功!

モバイルバッテリーシェアリングサービス/株式会社INFORICH

左から順に
株式会社INFORICH / Corporate Division HR&GA Department , Manager:宮澤 宏尚 氏
株式会社INFORICH /Corporate Division Legal Department , Leader (Expart) :矢澤 ちひろ 氏

HR&GA部門で統括・法務を担当するお二人。
宮澤氏はRISK EYESの導入までを担当し、矢澤氏は現在までの運用面で活用されている。



株式会社INFORICHロゴ
反社チェックをアナログな手法で行っていたため、効率が悪く網羅性に不安があった

信頼性の高い反社チェックシステムを導入し、契約時のチェック漏れリスクを軽減した上でIPOに必要なフローやシステムを整えたかった

【目次】

 1.株式会社INFORICHの事業内容
   日本初のモバイルバッテリーシェアリングサービス

 2.RISK EYES導入前に抱えていた問題
   自社で運用していた反社チェックがアナログな手法のため、効率が悪く網羅性に不安があった

 3.RISK EYES導入の決め手
   使い勝手の良さ・情報の網羅性・コストで他社比較した結果、RISK EYESを選定

 4.RISK EYES導入後、どのように活用しているか
   チェックが漏れない運用フローを建付け、導入後約1年でグロース市場へ上場

 5.導入時~現在に至るまでの満足度
   UIの良さのおかげで、実務担当のスタッフから操作に関する質問もほとんどない

 6.今後、RISK EYESに求めること
   顧客や検索情報の管理機能を充実してほしい
   海外反社チェックの機能の強化と改善

株式会社INFORICHの事業内容

日本初のモバイルバッテリーシェアリングサービス

宮澤:INFORICHの主力事業として「ChargeSPOT®」(※)という日本初のモバイルバッテリーのシェアリングサービスを提供しています。

サービス内容を具体的にお話しすると、全国の駅、空港、商業施設や飲食店、コンビニエンスストア、公共施設などを中心にバッテリースタンドが設置されており、 ChargeSPOTアプリやスマホ決済アプリ内のミニアプリからモバイルバッテリーがレンタル可能となっています。

このサービスは、2018年に日本と香港でサービスを開始し、国内市場はサービス開始時から急速に広がってきました。

海外展開も広がっていて、中国、香港、オーストラリアに子会社、台湾、タイ、シンガポールなどでは、フランチャイズ方式での展開を行っています。

※ChargeSPOT®は、株式会社INFORICHの商標または登録商標です

Charge spot

RISK EYES導入前に抱えていた問題

自社で運用していた反社チェックがアナログな手法のため、効率が悪く網羅性に不安があった

株式会社INFORICH

宮澤:RISK EYESを導入する前の社内での反社チェックの運用状況についてお話しします。私がINFORICHに入社したのは2020年11月で、すでに社内では上場準備が進んでいました。(※INFORICH社は、2022年12月に東京証券取引所グロース市場へ上場)

その時点で、反社チェック体制についても少しずつ準備を始めていたのですが、まだきちんとしたフローやシステムが整っていない状態でした。
このままでは、何か問題が発生した時に大変なことになるのではないかという不安から、体制の構築を進める必要があると考えていました。

RISK EYES導入前に使用していたのは、日経テレコンとGoogleの検索機能だけでした。手作業で情報を集めて、その結果をGoogle Dogsに貼り付けるという非常にアナログな方法で管理していました。これには、「効率が悪い」という声が社内からも上がっていて、もっと体系的に管理できるシステムが必要だと感じていました。

また、専用ツールでの検索ではないため、網羅性についても不安がありましたので、より信頼性の高いシステムを導入しようということになりました。

RISK EYES導入の決め手

使い勝手の良さ・情報の網羅性・コストで他社比較した結果、RISK EYESを選定

宮澤:RISK EYESを導入する決め手となったのは、まずUI・UX。つまり使い勝手の良さが利用イメージに合っていたということです。また、網羅性と管理のしやすさの点でも、他社のシステムより優れていると感じました。

他社と比較しても、同じようなコストでありながら、機能と使い勝手がRISK EYESの方が秀でていたという点で、選ぶことに決めました。

 

使い勝手の良さ・情報の網羅性・コストで他社比較した結果、RISK EYESを選定

RISK EYES導入後、どのように活用しているか

チェックが漏れない運用フローを建付け、導入後約1年でグロース市場へ上場

株式会社INFORICH
矢澤:新規契約時は、契約前に社内稟議申請を行うのですが、その際に必ず反社チェックを行うフローを建付けました。また、既存の契約先は、前回の反社チェックから1年経過したタイミングで再度行うようにしています。その管理は、RISK EYESの検索履歴をもとに「契約先名」「いつ」「誰がチェックを行ったか」などの情報をスプレッドシートに記載して行っています。

導入時~現在に至るまでの満足度

UIの良さのおかげで、実務担当のスタッフから操作に関する質問もほとんどない

宮澤:現時点で特に不満は感じていません。実際に他のシステムを本運用では使ったことがないため、比較はできませんが、UIが分かりやすく、使いやすいと感じています。反社チェック業務は、主に別の社員に任せていますが、使い勝手の良さのおかげか、操作に関しての質問がほとんど発生しない点からも、非常に使いやすいシステムだと思います。
UIの良さのおかげで、実務担当のスタッフから操作に関する質問もほと  んどない

今後、RISK EYESに求めること

顧客や検索情報の管理機能を充実してほしい

顧客や検索情報の管理機能を充実してほしい
矢澤:こうだったらいいなと思っているものがいくつかあります。

当社では、契約先のNDA締結日ごとに項番をつけたスプレッドシートを使っており、その後、本契約前に行う反社チェックにおいては、NDA締結日が1年以内の場合はすでにある項番を社内承認システムに使えることになっています。

ただ、このスプレッドシートがちょっと面倒で、いつ調べたかを目視で確認するのが手間です。もしこの履歴がシステム内で完結して、一目で分かるようになっていれば、かなり楽になると思います。

また、顧客管理ツールとの連携の点で、反社チェックの履歴や顧客管理機能がもっと簡単に、しかもカスタマイズできるようになると助かります。今は別のツールをまたぐ必要があって、その移動が面倒だと感じています。


海外反社チェックの機能の強化と改善

宮澤:現在、海外展開が進んでおり、海外の企業や個人とのやり取りも増えています。その中で反社チェックを行うことが非常に難しいです。そもそも、反社の概念自体が国によって異なりますし、日本での反社チェックの方法がそのまま海外に適用できるわけではありません。

例えば、海外で「Aさん」という名前を検索しても、ほとんどヒットしないことがあり、これ自体に意味があるのかどうか疑問に感じることもあります。これは貴社やシステムの問題ではないかもしれませんが、どこまで調べるべきかという基準を自社内で決める必要があります。海外の情報も含めて、より強化できると良いと思います。


海外の反社チェックなどについては、今後RISK EYESでもデータ連携を図り、より充実した機能を提供できるように開発を進めたいと思います。

フローやシステム化などの部分で、IPO準備中の企業の方にとても参考になるお話だったのではないでしょうか。
本日はいろいろお話いただき、ありがとうございました!

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